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「起立性調節障害(OD)」の方の来院が増えています

カテゴリ:症状別, 自律神経・ストレス・メンタル

台風が多い時期になると頭痛でお困りの方が
たくさん来院する傾向にありますが、
ここ数年は以前はあまり聞かなかった

「起立性調節障害(OD)」
お困りの学生さんの来院が増えています。

 

起立性調節障害(OD)とは?

・朝起きようと思ってもカラダがだるくて起きられない
・全身の倦怠感
・立ちくらみ
・頭痛
・食欲不振
・長時間立っていると気分が悪くなる
・寝つきが悪い
・集中力が続かない
・いらいらする
・失神発作

 

などの症状がでるもので、日中は調子が悪く
夕方から夜になると調子が良くなってくることが多いようです。

年齢的には小学生の高学年~中学生に多いようですが、
当院では中学生の場合がほとんどです。

このODという症状は思春期の中では珍しくないようなので、
あせって治療を詰め込む必要はなそうですが、
日中ごろごろして夜活動的になるため学校を欠席がちに
なり、場合によっては引きこもりがちになることもあるようです。

血液検査などでも異常は発見されず、
本人にしかわからないため
家族の方から
も子供が怠けているように見えてしまう
こともあるようです。

そうなると親子の関係もギクシャクしてしまうという
悪循環になってしまうため、やはり早い段階で
なんらかの対策をしていく方がよいようです。

当院では東洋医学のはり治療を専門としていますが、
はり治療は全身の調整をする効果が高いことで
知られています。

目に見えない不調や原因がわからないような身体のトラブル
に多く利用されるため、当院にもそのような問題で
お困りの方が来院されます。

社会のデジタル化が進み、急激なスピードで生活も変化しています。
今後も心と身体のバランスを崩したような問題で困る方が
増えると予想されますが、そういった場合は一度ご相談ください。