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「鍼灸(しんきゅう)治療」のリスクについて

カテゴリ:はり治療について, 治療について

「はりって本当に安全なの?痛くないの?」
と不安に感じている方はたくさんいると思います。

そこで今回ははりやお灸に関するリスクについて
説明していきたいと思います。

じつは鍼(はり)やお灸(きゅう)といっても
それを行う施術者(先生)の治療方針によって
やり方がまったく違うものなのです。

そのため、はりを深く刺す人もいれば
浅くしか刺さない人もいます。

痛みを感じやすい場所にもはりを刺す人もいれば、
そういった場所を避ける人もいます。

使う道具に関してもそうですが、
太めの鍼を使う人や、髪の毛ほどの太さの
細めの鍼を使う人もいます。

はりを刺す場所や、患者さんの体格などによっても
使い分けることもあります。

そのように、その鍼灸師の先生のやり方によって
まったく違ったものになるため、
「はりって痛いよ!」などと一概には言えないのです。

ちなみに当院のはり治療は数ミリしか刺さないやり方で、
使うはりは髪の毛ほどの太さなので痛みはチクッという刺激が
ごくわずかにする程度です。場所によっては刺されたことが
わからないこともあります。

過去にも有名なスポーツ選手がはり治療で気胸になってしまった
という報道がでたこともありましたが、
そういった事故に関しても浅くしか刺さないやり方では
まず起こらない事故です。

ではなぜ深く刺す必要があるのかというと、
特定の筋肉に硬さがあることがはっきりしていて、
そこをピンポイントで狙うというやり方をする場合では
深く刺す場合があります。

ただし当院では基本的に浅くしか刺さないやり方を
しているので、こういった事故もまず起こりません。

それでも時に避けられないのは以下のようなものです。

・内出血
・治療後の重だるさ

この2つもなるべく起こらないようにはりを刺す場所など
に注意しています。

このように当院のはり治療は小学生でも受けているような
ソフトなはり治療です。

決して恐いものではありませんのでどうぞご安心ください。

実際に鍼治療を受けている方の反応は
こちらの動画でご確認ください。


◆針を刺す瞬間の動画 ショートバージョン 56秒動画◆