「群発（ぐんぱつ）頭痛」とは？
カテゴリ：症状別
群発頭痛という頭痛を聞いたことはありますか？
頭痛というと片頭痛や緊張型頭痛の方が
耳にする機会は多いと思いますが、
今回は群発性頭痛について説明いていきたいと
思います。
群発頭痛とはある期間集中的に痛みが起こり、
その後痛みがでない数年の期間をへて
再び痛みの出る期間を繰り返す頭痛です。
一般的には数か月ほど続くことが多いようです。
患者数でいうと圧倒的に片頭痛や緊張型頭痛の方が多いため、
頭痛が主訴で当院へ来院する方のほとんどは
一般的な頭痛ですが、その中にはチラホラ群発頭痛の方も
まぎれています。
片頭痛などは女性の割合が多いのですが、
群発頭痛はなぜか20~40代の男性が多いことが特徴です。
当院へ来院される群発頭痛の方では30~40代の方が多いです。
特徴をまとめると、
・20~40代の男性に多い
・1~2か月の間痛みが続き、その後数年は落ち着くことを繰り返す
・頭の片側に出ることが多く、目の奥が痛くなることも多い
・痛みは強く、激痛でじっとしていられないことも多い
・目の症状（充血や涙がでる）や鼻の症状（鼻水）があることもある
・1日に数回痛みがでることもあり、痛む時間は数十分～数時間
群発頭痛の原因としては血管の拡張にあると言われています。
痛みの引き金となることとして「アルコールの飲酒」がありますが、
当院へ来られた方ではアルコールを摂取する方はいませんでした。
アルコール以外にもタバコも誘因になると言われていますが、
当院へ来院される方には喫煙者もいませんでしたので
これについても詳しくはわかりません。
群発頭痛に対しての医療機関の治療としては
薬物療法や酸素吸入が行われるようです。
当院へ来院された方の話を聞くと、
薬を飲めば痛みが治まることが多いそうですが、
効かない時もあると聞きます。
酸素吸入に関しても効いたという方も効かなかったという方もいます。
当院ではどのような種類の頭痛であっても
はり治療で対応していますが、
群発頭痛の方であってもはりを受けている最中から
痛みがやわらぐことが感じられたという方が多くいます。
そういった経験から、
一般的な治療で変化がでないという方の
次の選択肢としておすすめしています。
群発頭痛でお困りの方で今までに一度も
はり治療の経験がない方はお気軽にご相談ください。