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「喉が詰まる」感じがするのはなぜ? 「ヒステリー球」「 梅核気」 「咽頭異常感症」

カテゴリ:症状別, 自律神経・ストレス・メンタル

「喉が詰まった感じがする!」
と感じている方が意外と多くいます。

人によって表現は違いますが、
空気を飲み込んでしまう、
喉に空気がつっかえている感じがすると
表現する方もいます。


男性よりも女性に多い症状ですが、
耳鼻咽喉科の領域では咽喉異常感症
内果ではヒステリー球と言われ
喉の違和感や異物感などを感じていても検査では
特に異常がみられないものをいうそうです。

東洋医学では「気」が滞っている気の病と考え、
梅の種がのどにつかえていることに
例えて「梅核気(ばいかくき)」と言われています。

喉の違和感を感じる方を調べると不安感などを感じている
場合が多いようで、自律神経失調症や心身症などの
心療内科領域のものとして扱われることが多いようです。

心療内科領域の問題、自律神経が関係していると聞くと
ストレスの多い今の時代に多そうな印象を受けますが、
古代ギリシアのヒポクラテスの時代から
この喉の違和感についての記載があるということです。

ストレスは社会がデジタル化していくこととは関係なく
いつの時代の人間も感じていたんだなぁと思います。

当院へは肩こりや頭痛、不眠などで来院する方で
喉のつかえ感を感じているという方が多い印象です。

喉のつかえ感などの自律神経の問題には
はり治療が効果的です。

喉の違和感といっても喉に針を刺すことは
ありませんので安心してご相談ください。