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【腰痛の方向け】荷物はどの位置でもつべきか?

カテゴリ:★姿勢と動作のお話

腰痛でお困りの方にとって
物をもちあげるという動作は
とても重要です。

少し間違えるとグキッと
ギックリ腰をおこして
しまいます。

では
物はどの位置で
持ち上げるのがよいのでしょうか?

間違った物の持ち方
まずは写真のように
手を伸ばして
カゴをもってみてください。

この状態で長時間もって
いられるでしょうか?

これはとても腕力を必要とする
とても不自然なものの持ち方です。

こんな持ち方をしてる人は
見ないはずです。

正しい物の持ち方
次に、カゴを
自分のカラダに近づけてください。

腕を伸ばして持っていた時よりも
楽に持っていられると
思います。

普通は重いものを持つ時は
このように抱きかかえるように
カラダに近づけてもちます。

つまり、
物を持つ時は
カラダの中心に近ければ近いほど
楽に持つことができるということです。

そして
実はこの持ち方よりもさらに
カラダの中心に近づける
持ち方があります。

それがこちらです。

頭上運搬
これはふざけているわけではありません。

頭上運搬と言われる持ち方で
アフリカなどの人たちが
この持ち方をしているのを
TVなどで見たことがあるかも
しれません。

一番カラダの中心軸に
近づいた状態です。

かつては日本でも
重いものを持ち上げる仕事を
していた方は
このように頭の上にのせて
持っていたりしたようです。

日本では小学生に
重いランドセルを背負わせて
いますが、
本来は子供の頃にこういった
物の持ち方を覚えさせるのが
理想です。

こうすることで
重心が安定し、
体幹が鍛えられ、
背骨の弯曲もきれいに
なります。

試してみると
難しさがわかるので
皆さんも
本などを頭の上において
練習してみてください!

【おまけ】

重心を上げる
さらにいうと
重い箱を上に、
軽い箱を下にすると
軽く感じます。

重いものはカラダの
低い位置で持つよりも
高い位置で持つ方が
カラダに負担がかかりません。

参考までに。