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「めまい・耳鳴り・難聴」へのはり治療 【治療内容のご紹介】

カテゴリ:めまい・耳鳴り・難聴, 症状別

今回は耳鳴り・難聴・めまいへの
はり治療についての説明です。

使う針

使い捨ての針
髪の毛ほどの細い針
使う針はすべて使い捨てで、
髪の毛ほどの細いはりです。

治療点

めまい・耳鳴り・難聴などによって
違いますが、
共通して使う治療点(ツボ)は
下の画像の黄色い丸でおおわれた部分です。

耳鳴り・めまい・難聴のツボ
1.頭頂部 自律神経の調節を目的とします
2.側頭部 物をかむ時に使う側頭筋をゆるめる目的で使います
3.耳の穴付近 耳のトラブルのツボが密集している場所です

その他首・肩のコリがひどい場所へ
はりを数ミリ刺し、
コードをつなげて電気の刺激を流します。


耳まわりの治療点への一例


めまいの治療点への一例


頭や顎の筋肉の治療点への一例


はりにコードをつなげて
トントンと軽い刺激を流していきます。

【追記】
はりの痛みについて
心配な方も多いと思いますが、
小学生でも受けている治療です。

今までに
「痛いからもうやめてください!」
と言った方はいませんので、
痛みに関してはさほど心配はいらないと
思います。

実際にはりを受けた方の反応は
こちらからご覧ください↓

心配な方は実際始める前に、
試しに1か所刺してみてから始めることも
できます。お気軽にご相談ください。

はりを刺したところ
↑画像では説明用にクッションにさしています。

はり通電療法
このようにコードをつなげていきます。

これで電気の刺激を流し、
ツボ周辺の筋肉をゆるめてコリをとり、
血流改善をはかります。

この時に重要なのが、
カラダに流す電気の強さです。

一般的な強さの基準はありますが、
標準の強さで試しても
効果には個人差があります。

はり治療の効果がでるかでないかは、
その人にとって適した強さの刺激で
行う必要があります。

そのため初めての方には
必ず試験的に標準の強さで行います。
そして1回目の治療後の変化を
観察していただきます。

刺激の調節

1回めに標準の強さで治療したのち、

1.楽になった
2.変化がなかった
3.もっとひどくなった

などの反応を観察していただき、
その反応によって2回目の刺激を
調節していきます。

これが当院で行う
電気を使ったはり通電療法で、
開院当初の2008年からたくさんの方に
利用されています。

このような電気を使ったはり治療は
現在では世界中で使われています。

プロスポーツ選手が受けるのも
このような電気を使ったはり治療が
広く使われています。

治療の流れ

その方にとって適した強さの
電気刺激を探るのには
平均して5~6回ほどかかります。

そのため、
この方法がその方に合うか合わないかは
最低でも5~6回の治療が必要です。

お薬や他の治療法でもそうですが、
1回で効果を判断することはできません。

特に現代医学でも未だミステリーな部分が多い
めまい・耳鳴り・難聴は時間がかかる傾向にあります。

耳鼻科さんでの治療と一緒に
東洋医学のアプローチを試してみたいと
お考えの方はその点をご了承の上
お気軽にご相談ください。

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