【妊活の話 その10】温活もはじめよう! お灸について
カテゴリ:レディース妊活整体&鍼灸について, 妊活をはじめよう!
温活として半身浴をご紹介しましたが、
今回はお灸をご紹介します。
お灸は中国で3000年前から
行われているとされていますが、
少し前にヨーロッパのアルプスにある
氷河で発見された5000年年前のミイラにも
お灸の跡があったとされていて、
古くからおこなわれている
伝統医療の一つです。
【お灸】もぐさに火をつけて
行う行為をいいます。
【もぐさ】
ヨモギの葉の裏にある綿毛のことです。
お灸にはいろいろな種類がありますが、
皆さんが自分でする場合につかうのは
このようなタイプです↓
これは厚い台座と呼ばれる部分の上に
圧縮されたもぐさがのっています。
もぐさに火をつけると
少しずつもぐさが燃えて、
下の方まで焼けてきます。
燃えた炎が台座まで近づくと
台座にあいている穴を通じて
熱だけがカラダに伝わります。
火をつけて消えるまでは
数分で終わりますが、
火が直接肌にはふれないので
やけどすることはありません。
※過敏な人は水ぶくれになることがあるので、
熱すぎると感じたら途中でとります。
実際にお灸をしている映像はこちらから↓
なぜヨモギなの?
お灸につかわれるヨモギは
ヨーロッパではハーブの女王とよばれ、
さまざまな効果があるとされ、
食物繊維やクロロフィル(葉緑素)、
ミネラルを豊富にふくみます。
その作用は浄血、増血、止血作用
があり、お灸を習慣にすることで
免疫力UPや血流改善などが
期待できます。
効能のほかに
原材料の手に入れやすさや
火の燃焼スピードなどから
ヨモギが最適とされています。
どんな時に使うの?
お灸の温熱刺激は
女性と相性がよく、
生理痛や妊活まで幅広い
婦人科のトラブルに使われます。
特に逆子の灸は有名で、
すえている時から胎児の胎動が
はじまります。
婦人科以外にも
普段の健康管理として
古くから日本人にはお灸が
使われてきました。
お灸のすえ方
妊活の場合どこのツボにすえるのかは
当院でレクチャーしています。
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