磐田市 「腱鞘炎」のことなら赤とんぼ整骨院
カテゴリ:症状別
腱鞘炎には大きく分けて2種類あり、
1.ド・ケルバン病(de Quervain病)
2.ばね指(弾発指)
です。
2.のばね指は、指を曲げようとしても曲がらなかったり、
伸ばそうとすると、あるところまでいくと急にカクッとなって
伸びたりするものです。
工具を使って力をいれる車の整備士さんなどにみられます。
当院へ来院される方の多くは1のドケルバン病と呼ばれる
症状で、短母指伸筋と長母指外転筋と呼ばれる筋肉の腱の炎症です。
検査は動画のようにやってみてください。
これはアイヒホッフ(Eichhoff)検査、
またはフィンケルシュタイン(Finkerstein)検査とよばれるもので、
腱鞘炎でない方がやっても、急激にすると
腱にかなりの負荷がかかり痛みがでてしまいますので
くれぐれもゆっくり行ってください。
尚、手のひらをねじるようにすると正確に検査できませんので、
手のひらを内に向けたまま行ってください。
↑ このようにします。
痛みがでる手首の骨の突出しているところを赤丸で
表しています。そこを頂点にして手首がへの字になるように
手のひらを内へ向けたまま小指側へ倒していきます。
↑ このように手のひらを内に倒すようにすると
正確に検査ができません。
これは親指の使い過ぎ(overuse オーバーユース)や、
産後や更年期の女性など、ホルモンのバランスが崩れた時に
発症しやすいと言われています。
解決法としては
1.ただ治るのを待つ
2.病院で痛みどめの注射をしてもらう
3.手術が必要な場合は手術をする
の3つですが、
1のように安静にして痛みがおさまればそれがベストです。
2は整形外科さんなどを受診し、手首に局所的に注射をしてもらいます。
3の手術は手術が適応になるような場合のみで、検査の結果医師の判断で決まります。
当院へ来る方は2と3の間の方が多く、
注射をしてもらったけど良くならないという方です。
なかには産後ではなく、妊娠中で注射ができないという方
もいます。
そういう方には「鍼(はり)治療」で対応するのですが、
治療点は短母指伸筋と長母指外転筋を対象に
はり治療をしていきます。
腱鞘炎の時には2本から4本ほどの針で済む場合が多く、
治療後のお風呂や水仕事も問題ありません。
髪の毛ほどの細い使い捨ての針を使いますので、
痛みもわずかです。
その後はテーピング処置をして、生活指導といった流れです。
腱鞘炎向けのサポーターなどもいろいろとでているので、
その方のライフスタイルにあったものをご紹介をしたりもします。
お困りの方はご相談ください。
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